与儀 洋和 院長より新年のご挨拶

2014/01/01 掲載

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

中部協同病院 院長:与儀 洋和 


 昨年は、12月に特定秘密保護法が成立し、また、首相の靖国神社参拝や、尖閣諸島問題などで日中韓の緊張が高まりました。県内でも、辺野古へ新基地を作らせないとの「県民の総意」が、与党国会議員の公約撤回や、知事の公有水面埋め立ての許可などにより崩れました。1月に行われる名護市長選挙などで、この流れを押し返し、平和な沖縄・日本を作っていきたいものです。

 今年は、4月に消費税増税と診療報酬改定があります。昨年12月に社会保障プログラム法が成立しました。患者負担増や医療保険の適用範囲の縮小を進める計画があります。これは、TPP参加を見据え、社会保障分野を営利市場化する流れです。
その流れに対して、民医連は「新しい福祉国家の展望を見いだそう」と提案しています。
今年も平和や暮らしを守る課題に積極的に取り組んでいきたいと思います。

 さて、中部協同病院の医療活動は、昨年も着実に前進しました。特に、在宅医療の管理患者数や健診受診者などが増えたこと、新たに山元式新頭鋪療法が開始されたことなどが特徴点です。また、初期研修医を3名むかえることができました。医療機器では、今年2月には性能の向上したCT装置を設置する予定です。今年も昨年同様、地域の医療要求に応える医療活動をおこなっていきたいと思います。

 病院は毎年整備し、きれいにしたいと心がけていますが、昨年は、本館地下にあった医局を病院裏のプレハブに移転し、その空いたスペースを講堂にしました。机やイスを取りそろえ、音響設備も完備した立派な講堂になったと思います。今後。学習や、交流、情報交換の場として職員並びに地域の組合の皆さんに活用していただければと考えています。今年も病院の改修を行い、療養環境の改善を行いたいと思います。

 中部地域では、この間、高齢者住宅・美里ハウスが設立され、また小規模多機能ホーム・石川にじの家ができ、医療生協のネットワークが形成されました。2013年には、社会福祉法人沖縄にじの会が認可され、沖縄市知花に特別養護老人ホーム建設の準備を進められています。これまで、医療生協内外のネットワークの形成・確保に努力してきましたが、これからも、地域の医療・介護施設との連携・交流を活発にしていきたいと思います。また、無料低額診療事業も継続して取り組み、経済的理由から病院にかかれない人たちに役立てたいと思います。

 今年、中部協同病院の課題は、(1)医療活動の発展に伴う職員の確保(特に若い職員)と育成、(2)亜急性期医療の検討、(3)医療の質の改善、(4)接遇の改善、(5)在宅医療の強化などですが、職員一同元気にがんばっていきたいと思います。地域に目を向け、地域の医療・介護・福祉機関と連携を強化し、また、医療の質を向上させ、地域に役立つ、信頼される医療・介護活動を目指して行きたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。